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老いへの対応と介護の仕事

先輩からのいじめはあるのか

 

なにかと人間関係のよくない噂がある介護の現場ですが

 

実際のところ先輩からのいじめはあるのかないのか

 

これからこの業界に飛び込んでみようとしているあなたにとっては

 

とても気になる点ですよね。

 

 

いじめは『ある』 と思っておいた方がいいですよ。

 

その施設にもよるんですけどね。

 

 

 

いじめの実態と介護業界の本質

 

見ていると、

 

「そんな事までいちいち言うのかよ」 と思うようなことまで

 

ちくちく言ってる人もいます。

 

 

 

「何をあそこまで嫌っているんだろう」 と感じるくらいに

 

無視したり 冷たい態度をとってる人もいます。

 

 

またそういう先輩程、仕事をテキパキとこなして

 

やる事も正確だったりするので厄介なんです。

 

 

介護の業界は、入れ替わりがとても早いです。

 

もちろんスタッフの。

 

 

退職の理由は様々でしょうが

 

人間関係がトップですね。

 

 

一旦気に入らないところを見つけるや否や

 

その人が非番の時に

 

他の職員に悪口を言いふらします。

 

 

次に出勤してきたときには

 

何となくみんなの態度が違うと感じています。

 

 

慣れない新人が、

 

教えてもらえる、気の許せる先輩がいないと

 

感じた時に 『辞めよう』 と思うようです。

 

 

当然ですし、そんな職場に長く居る必要はありません。

 

 

 

ただ、人間関係が退職の理由として多いというのは

 

実はどの業界でも同じです。

 

 

ではなぜ介護業界だけがこんなに入れ替わりが激しいのでしょうか

 

 

大きな理由は、給料が安いこと。

 

そこで頑張る理由がないんです。

 

 

給料が安くて体力仕事。

 

お年寄りの世話で、ストレスだらけ。

 

 

気の合う同志なら、愚痴ばかり言いますよね。

 

そこに仕事がヨチヨチの新人が入ってくると

 

絶好のストレスのはけ口になってしまいます。

 

 

こういった感じは、どの施設でも耳にしますから

 

やはり 先輩からのいじめは多いのでしょう。

 

 

先輩のいじめは介護の常なのか

 

ただ

 

先輩が新人に対して意地悪ばかりを続けるといじめとなるのでしょうが

 

いじめなのか、教育なのかはとても難しい場合も多くあると思うんです。

 

 

きつく教えればいじめになり

 

優しく教えればありがたい教えになる。

 

 

よく言われる 『かわいがり』 というのも

 

鍛えてあげてるのか懲らしめてやってるのか

 

やってる側の本人にしか分かりません。

 

 

やられてる側からすれば、

 

理不尽に辛い教え方であれば、いじめ

 

許容範囲のきつさであれば鍛えていただいている、

 

となるんですよね。

 

 

教える側の先輩が

 

どういうつもりで どういう気持ちで教えているのか

 

また、教えられる側がの新人が

 

今までスポ根系で頑張ってきたのか

 

温室のような環境でぬくぬく幸せに育ってきたのか

 

受け止め方でも変わってきます。

 

 

どの職場でもそうですが、

 

きつく接するだけの教育者はいます。

 

その新人の事を嫌いではなく、早くひとり立ちして欲しいという

 

優しい気持ちがとてもあるのですが、表現が下手すぎる先輩。

 

 

新人側が、そのきつさだけしか感じることのできない人であれば、

 

その先輩はいじめる人です。

 

 

でも体育会系で鍛えられている人は

 

有り難い指導だと感謝の気持ちもあるかもしれません。

 

 

ではなぜ、冒頭に

 

『ある』 と思っておいた方が良いですよ と言ったのか ?

 

 

 

大体において

 

介護職を何年も勤められる人は、声が大きめです。

 

耳の遠い方を相手にしてますからね。

 

はっきり物をいう人も多いです。

 

そして、基本せわしなく動き回ってます。

 

時間の余裕はあまりありません。

 

 

そんな中で

 

仕事の早い人、遅い人

 

よく気が付く人、気づけない人

 

エンタメ精神の強い人、目立ちたくない人

 

オシャベリな人、無口な人

 

 

いろいろな人がいてもいいのですが

 

 

「私の方がたくさん仕事している」

 

「なんであの人と同じ給料なのよ」

 

「なんか鼻に付いちゃってあの人、気に入らない」

 

 

となると、自然と言い方はきつくなりがちです。

 

『ストレスの塊状態』 の時が多いですから

 

言い方もぶっきらぼうになりがちです。

 

 

説明にもあまり時間をかけずに

 

大きな声で早口で 「やれ」 みたいに言ってきます。

 

 

これが続くと、いじめと捉える人は多いでしょう。

 

これをいじめと捉えるとすれば、

 

いじめは『ある』 と思っていた方が良いのです。

 

 

たまに優しく教えてくれる先輩もいます。

 

そうすると、きつい先輩が余計に目立ちます。

 

 

なれない環境に来て、右も左もわからない時の

 

新しく接する人たちの態度と言うのは

 

普通以上に敏感に感ずるものです。

 

いじめを受ける側の新人も

 

冷静に客観的に先輩の言動を見ることが出来たら

 

もう少し気が楽になるのかもしれません。

 

先輩のいじめは介護現場ではいじめとは限らない

 

お前は先輩の味方なのか ?

 

そんな声も聞こえてきそうですが、

 

私はどちらの味方でもありません。

 

 

介護の仕事は一人では出来ないからです。

 

必ず複数のスタッフが協力して、初めてできる仕事だからです。

 

 

いじめなんか無い方が良いに決まっています。

 

みんながニコニコして仕事をしていれば

 

スタッフも楽しいし、利用者さんも安心します。

 

 

「仲良くやってよ」 ・・・これが全てです。

 

 

個人の性格もあるでしょうが、

 

もともとは、人生末期のお年寄りに寄り添う仕事がしたいと

 

素晴らしい心の持ち主の人ばかりなんです。

 

 

人手が足りない

 

給料が安い

 

利用者に殴られても泣き寝入りしか出来ない

 

設備の機械化が進まない

 

身体中が痛い

 

 

などなど、素晴らしい心の持ち主が

 

優しくなれない要素が多分にある

 

この介護業界そのものの未熟さこそが

 

介護スタッフ全員に対するいじめなのではないかと思うのです。

 

 

 

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