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老いへの対応と介護の仕事

また転職先に選びたくなる理由

 

介護の仕事は大変だけど、やりがいもあります。

 

ですが、いかんせん職員の出入りが激しい職場です。

 

要するに退職者が多い。 長続きしないんですね。

 

なのに転職する人は、ほぼ間違いなく次も介護施設で働くんです。

 

理由はちゃんとあります。

 

 

1. 人に喜んででもらえるから

 

2. これからも必要とされる業界だから

 

3. 社会の役に立っているという自覚が持てる仕事

 

4. プライベートでも役に立つスキルが身に付くから

 

5. 資格や技能が活かせるから

 

 

この5つの理由で、転職先に再び介護職を選ぶ様です。

 

 

もう少し詳しく見ていきましょう。

転職の理由をもう少し考えてみる

 

転職先に再び介護職を選ぶ理由の1つ目は

 

1. 人に喜んででもらえるから

 

私が思うに、

 

人を喜ばせる仕事は、介護が一番だと感じています。

 

 

今まで40年以上いろんな仕事をしてきましたが、

 

ただ仕事をしてお金を貰う というだけの人生でした。

 

レストランでコックをしていて

 

お客さんが「美味しかったよ」と、笑顔をくれる。

 

でもまずければ、最悪怒らせてしまいます。

 

それは、そこにお金が発生しているからです。

 

美味しいからと喜んでくれてとしても

 

お金を払っているのだから当然だよ。

 

最後は必ずこうなります。

 

 

 

どれだけ役に立っているのか

 

何人の人に喜んでもらえたのか

 

ここに自分が存在しても良かったのか

 

世の中に必要な人と思われていたのか

 

 

ふと不安になったり、働き甲斐を感じられなくなったり

 

力が湧かなかったんですね。

 

 

 

思うに、人が嬉しいと感じるのは、

 

自分の存在が誰れかの役に立っていると思えた時ですよね。

 

自分がいるおかげて誰かが喜べた時です。

 

あなたがいなくなると私は寂しい と言われた時です。

 

 

人の笑顔を見ると元気が出るのです。

 

人を喜ばすことが仕事で出来たら素晴らしいですよね。

 

 

 

そして

 

2. これからも必要とされる業界だから

 

日本は今、ものすごい勢いで高齢化社会に向かっています。

 

そのうち、外で見かける人は皆老人かも知れません。

 

医療が進んで、ますます寿命が延びる事でしょう。

 

でも子供は生まれない、と言うより作らない。

 

人口は減り、老人だけが目立つ社会になります。

 

寿命は延びても心身ともに健康かどうかは分かりません。

 

日本の一般家庭の間取りや造りでは、介護は難しいでしょう。

 

なので、施設での介護が必要となる老人はどんどん増えていきます。

 

ケアができる介護士の需要もますます高くなると言う訳です。

 

 

 

さらに

 

3. 社会の役に立っているという自覚が持てる仕事

 

社会の構成比率の高い、老人対策の仕事です。

 

一人では食事も排泄も困ってしまう人ばかりになるでしょう。

 

人が人として、社会人として生活していくためには

 

技術と知識を備えた専門職の人が必要になります。

 

その専門職の一つが介護職です。

 

 

 

また

 

4. プライベートでも役に立つスキルが身に付くから

 

身体が不自由な人の介助が出来る事や

 

認知症の人の行動や危険性を知っているだけで、

 

施設以外の場所でも役に立てるシーンが増えてくるでしょう。

 

高齢の家族や、高齢でなくても何らかの理由で

 

不自由な状態の家族にも、適切な対応が出来る事でしょう。

 

 

 

最後に

 

5. 資格や技能が活かせるから

 

せっかく資格を持っていたら生かしたいですよね。

 

半年とか一年近くも研修に通って、試験を受けて

 

取得できた資格です。

 

机の上の勉強だけでは合格できない資格です。

 

その資格を生かすべく、再び介護の世界で仕事をするのは

 

とても自然な発想です。

 

 

転職のもう一つの側面

 

これまで、転職先に再び介護職を選択する理由について書きました。

 

とてもポジティブな介護業界を持ち上げるような内容です。

 

 

ですが転職には忘れてはならない側面があります。

 

それは、

 

現在の職場を辞める という事です。

 

辞めるという事は、何か理由があります。

 

特別な事情でもない限り

 

職場が良ければ辞めるはずはありません。

 

 

転職 = 離職 が多い理由も書かなくてはなりませんね。

 

 

まず、介護施設で一番問題となりがちなのは

 

人間関係です。

 

 

一般社会でも転職理由の大きな理由として

 

人間関係があげられてますが、

 

介護施設は、多いです。

 

 

どの業界でも仲間の協力は必要ですが、

 

介護の世界では、単独での訪問介護以外は

 

まず、一人では行いません。

 

夜勤は一人の場合が多いですが、

 

それでもその引継ぎは、前後とも複数人数であたります。

 

人手が足りない分、スピードが求められますし、

 

一つ一つの介助を確実にこなしていかないと、

 

どんどん仕事がつまってきます。

 

 

そしてストレスを抱えていながら新人の指導もやるとなると

 

まぁ意地悪の一つもしたくなるのでしょう。

 

自分が仕事ができることを新人に見せつけ

 

出来ない事への『お叱り』をすることで、

 

すっきりしているのかもしれません。

 

 

やられる方はやっぱり嫌ですよね。

 

 

次は、給料が安いこと。

 

賃貸の住宅に住んで、家賃を支払いながら

 

家族を養うことは、ほぼ出来ないでしょう。

 

ほかの施設に転職したからといって、

 

給料が倍ももらえるわけではありませんが、

 

5~6万円くらいの違いは出るのかもしれませんね。

 

たとえその程度の違いでも、慣れた職場を離れざるを得ない程

 

介護職の職員には経済的な余裕がありません。

 

 

 

また人間関係で悩むかもしれない。

 

給料もそんなに上がらない。

 

でも、次も介護職を選ぶんですね。

 

そのくらい、この業界は魅力的なんです。

 

 

ますます需要が増えてくる業界ではありますが、

 

もっと人が集まる待遇で迎えられるような業界にすべく、

 

国を挙げて改善を進めていく必要を感じています。

 

 

 

 

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