サックス初心者の練習の仕方

サックスを吹こう

サックスを買ったものの独学で練習しようと思うと、

何からやっていいか途方にくれますよね。

譜面すら読めないとしたら、なおさらです。

楽しむためにサックスを始めたあなたにふさわしい練習法があります。

練習曲を決めよう

練習法はその人のレベルや好き嫌いもあり、様々にやり方があります。

プロになるためではなく、自分が楽しむためのサックスです。

教則本を買えば、面白くもなんともない練習からやらされますので、楽しくありません。

楽しむために始めた趣味なのですから、楽しむ練習をしましょう。

 

まずはあなたなりの練習曲を決めてしまいましょう。

私の場合は、昔のアニメ『エイトマン』の主題歌でした ( 古すぎる )

もう一曲、『丘を越えて』( もっと古い ) 

実はこの曲、小学校の時にリコーダーで、散々練習として吹いていた曲なんです。

この2曲をマスターするだけで、私は学年で一番のリコーダー奏者となり、

3年連続で、学芸会でリコーダーのソロをやりました。

はい、ちょっと自慢です(笑)

ではなく、この練習法をしていたのは私だけでしたので、

「これはいける」という体験に基づく練習法なんです。

 

サックスを始めようと思うからには、あなたも音楽が好きですよね。

そしていつも口ずさむような曲が必ず一曲や二曲あるはずです。

ありすぎて迷うくらいかもしれませんね。

演歌や童謡、アニメの主題歌や若いころに流行っていたCMソングなんかがいいですよ。

ご自分で何度も口ずさんだ、鼻歌の様に出てくる、口笛で吹いていた、

などの曲があれば、是非その曲を練習曲に決めてしまいましょう。

 

楽譜を読めるのであれば、その曲が載っている曲集が楽器屋さんにあるかもしれませんし、

譜面が読めないのであれば、無くてもいいんです。

自分の頭の中に流れる曲の通りに吹くようにしましょう。

アメリカの黒人ジャズマンたちのほとんどは、そうして一流になっていったんですから。

 

小学校の時にリコーダー(縦笛) で吹いた曲を覚えていたら、それもいいと思います。

リコーダーとサックスは指使いがほぼ同じなので、練習しやすいです。

いっぺんに一曲全部を吹こうなんて思ってはいけない

少しずつです。

1フレーズずつでいいんです。

フレーズという言葉が分からなければ、短めの切りのいい途中まででいいんです。

それを一つずつちゃんと吹けるようになれば、1フレーズ 1フレーズを積み重ねて

一曲が吹けるようになります。

ど素人が曲を吹こうなんて、大それたことにチャレンジしているんですから

ゆっくりでいいんだと、焦らず自分を落ち着かせて練習しましょう。

一曲の中にはたくさんのレッスンが入っている

私は音楽の専門家ではありませんので、詳しい専門用語なんて知りませんが、

どの曲でも耳に聞こえていたように吹くには、それなりにテクニックが必要です。

 

そしてどんな曲でも一曲吹けるようになると、様々なレッスンをこなすのと同じことになります。

耳に聞こえたように吹くには、

その音程になるような指使い

その曲だとわかるようなリズム

やってみるとわかるんですが、今の音から少し離れた音程の音を出すのは意外と難しい。

低い音と高い音では、何だか音質が違う、

各音の立ち上がりを『ンブァ~~』ではなく『バ~~』と一気に出すためのタンギング

流れていた音楽は、ここのところが小さい音で、だんだん大きくなって とか

聴こえていたように音を伸ばそうとすると息が続かない とか、

ちゃんと音を出そうとすれば、嫌でも腹筋を使うし腹式呼吸にならざるを得ません。

サックスを吹く上での基本的なことが自然に身についてきますよ。

終わりまで吹けるようになったら

どれだけ時間がかかってもいいんです。

曲の最初から最後まで吹けるようになったら、できればご家族の誰かに聴いてもらいましょう。

 

自分では、なかなかの出来だと思っているでしょう ?

家族からは体のいい褒められ方をするか、ボロクソに言われるかのどちらかだと思います(笑)

楽器の演奏を人に聴かせるのがどれほど難しいことなのかを知る最初の経験となるでしょう。

 

実はこの体験こそが重要と私は思っているんです。

人が聴いて感動する、この喜びを与えることが出来るのがプロであり、

お金をもらうとはそういうことなのだと実感できるからです。

 

自分はというと、人に聴かせるのが目的ではなく、自分が楽しむためのサックスです。

下手でも、つっかえても、サックスを首から下げて両手の指をキーにあてて、

あのカッコいい楽器から音を出す これが喜びなんでしょ ?

今の自分から離れすぎた理想を持ったがゆえに、せっかくの趣味を辞めてしまう人をたくさん見てきました。

ぜひ、自分の背丈に合った楽しみ方が出来るよう、

マイペースで少しずつ上手になっていきましょうよ。

練習曲はいつも吹こう

練習曲は自分の成長のバロメーターになります。

もちろん昨日より今日のほうが上手く出来るなんてことは、ありません。

先月はこんなだったけど、とか先週まで出せなかった音が今週になってやっと出たよ ! 

そんな間隔で上達していきます。

ダイエットと同じですね(笑)

なので、練習曲は毎日練習のたびに吹くようにしましょう。

 

プロの話をしては何ですが、プロは初めての曲でもすぐにそこそこ人並み以上には吹いてしまいます。

それでも、一日にその曲を何十回と練習するそうです。

これ、世界的なプレーヤーの 渡辺貞夫さんの話です。

自分で楽しむためとはいえ、選んだ曲は必ず練習しましょう。

一月ごとにテーマを決める

その練習法ですが、ただ一曲吹いて終わりというのではなく、何かしらのテーマを持つといいですよ。

ゆっくりでもいいので間違わずに吹くぞ とか

この部分にこぶしを利かせてみよう とか

曲に感情をこめてみよう とか

そうやって数か月もするとある程度の速さでも吹けるようになっていると思います。

いちど、カラオケ屋さんに行ってみませんか ?

 

カラオケ屋さんにその曲があれば、音出ししてみましょう。

始まりの音程 (キー) が違うことに驚くと思います。

おそらく、自分勝手な音程からその曲を吹き始めているでしょうから。

曲にはすべて、〇調 といってキーがあります。

上手になると、そのキーに合わせて吹くことが出来ますが、

今はとてもそんなことが出来るはずありません。

安心してください、ご存知のようにカラオケは、機器がキーを合わせてくれます。

 

自分の練習していたキーに合わせられたら、

いよいよ伴奏付きであなたのオンステージとなります。

とんでもなく難しいことに気が付くと思います(笑)

楽団やバンドと呼ばれるところに属して演奏している人たちや、学校の部活で演奏している子供たちが

いかに頑張っていたのかを実感することでしょう。

 

まあ、私は私。

半年、一年後には、その練習曲一曲だけであったとしても、

カラオケの伴奏でサックスを楽しめるようになっているはずです。

 

大丈夫です !  そのうち晴れますから

 

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